画用紙背景のアダラート

アダラート・抑肝散と血管の効能

アダラートは狭心症・心筋梗塞に効果のある薬で、細胞の筋肉収縮に関わるカルシウムイオンを拮抗させることで血管を拡げる効果をもたらします。この効果は血管の静脈・動脈共に作用しますが特に動脈の拡張に効果を発揮するため、静脈・動脈の広がり具合のバランスが崩れて、足の甲やくるぶし、またまれにまぶたや手の指にむくみが起きることがあります。服用期間が長ければ長いほどこの症状が出やすくなる傾向にあるため、症状が起きたら医師に受診して相談するのがベターです。
抑肝散は高齢の方のイライラ防止に効果があるとされている漢方薬で、アルツハイマー型の徘徊や暴力的な思考・行動の抑制ために処方されているケースも多いです。漢方薬は一般的に副作用のまずないものとされていますが、抑肝散は服用時に血中カリウムの低下が発生することがあり、頭がぼんやりしたり血圧が上がることがあるため、定期的な血液検査をすることが推奨されています。
アダラートのむくみに関してはまず医師の受診を仰ぐのが第一ですが、対処方法としてはアダラートの服用する時間を変えたり、量を少なくしたり、βブロッカーやACE阻害薬といった他の降圧剤を処方するなどして薬の切り替えをするといったものがあります。むくみがあるからといって、それが命の危険と直接関わるものではないですが、靴が履けないといった生活する上での不便をこうむることがあるので、その程度に併せて薬の処方を検討するとよいでしょう。
抑肝散の血中カリウムの低下は血管に影響を与え、血圧の上昇やむくみを招く場合があるため、服用中は血圧などの測定を定期的に行って経過を観察するべきで、頭痛・動悸・息切れなどの症状も現れることもあるので、漢方薬だからといって信用しすぎず、自分の身体をきちんと観察して状態を様子見することが大事です。